「≪うつ≫になるところでしたね」

免疫学の本を読んで訪ねた研究所で

先生に言われた言葉です。

このセリフだけだと色々な取り方ができます。

このひと言の時は、

すでに体温を上げつつあり、

８時間以上の睡眠を続けており、

よく噛んで温かいものだけを食していて、

過去を振り返って検証していたのです。

死が迫っても、

呼吸が浅くなって静かにしていると、

恐怖も罪悪もないのでした。

それを振り返りつつ、

「うつになるところでしたね」

と言われた時、深く納得しました。

夜が来るたびに

アトピーの子供の背中をさすり、

眠れず無意味に座り続けていた日々は、

うつの入り口で、漂っていた気がします。

精神面では、子供たちを育て、

友人知人との楽しい時間もありましたので、

自覚が無かったのですが、

重症筋無力症自体が、体の中を変えて、

うつにたどり着くことは、ありうるのだと

実感しました。

充分な睡眠・温かい食事・鼻炎の改善による

鼻呼吸にたどり着かなければ、

確かにもっと深い闇にはまっていました。

原因は、全員違います。が、

うつの自覚のある方、

うつと診断された方、

とにかく眠れなくても横になって、

温かい柔らかい布団の中で、

深い深い腹式呼吸をしてみてください。

お腹がすいたら、温かいものをよく噛んで食べ、

お風呂でよく温まって、

ゆっくりと眠って・・・

明るい朝が必ずやってきます。

自分の力の及ばないことで苦しまず、

宇宙のリズムにしばらくすべてを任せてみませんか。