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「ステロイドなしでは生きていけない」と言った人
- きぼうのひ
- 2018年3月19日
- 読了時間: 2分
北海道から東京に出てきて、紹介された病院で、
重症筋無力症の、20代後半位の独身女性と出会いました。
ステロイドを服用しているとのことでした。
同じ先生なので、待合室にいた私の事をお聞きになったようです。「彼女

は私をとても励みになる存在」と捉えてくださいました。
理由は、この病気でも結婚して子供を産んで育て、普通に生活することが出来るんだという希望を持てたということです。
実際には、私の場合、結婚してからの発病です。
ただ、その方は私を励みにし、数か月後{病気を承知の上で「是非」と言われて}ご結婚されました。
そんな彼女ですが、発作で入院もしたし眼球運動にまだ異常があり「ステロイドなしでは生きていけない」と言っていました。
ステロイドやめないと妊娠は難しいことをご承知でその後結婚したのですが、それからぱったり合わなくなってしまったままです。
このひと言は、衝撃的でした。
当時私は、ステロイドを試してみましょうと言われ、プレドニンを試し、少しずつ減らしてやめつつありました。
ステロイドを服用していると、眼球の動きだけじゃなく、全身の細胞が活動的で意思とは関係なくハイテンションな感じでした。
それは有難い反面、恐怖でもあり「やめられなくなる前にマイテラーゼに戻したい」という私に対して、彼女がそう言ったのです。
使い続けて今どうされているか、もう20年以上前なので想像もつきませんが、「ステロイドなしで生きていけない」と思う程、ステロイドの作用は強いのです。この言葉はとても重い。解らなくはないのです。強い薬飲んでいる人の気持ち、誰にもどうにもできません。
彼女はいつも、時間がない人のように行動したり話したりしました。ロビーで、体調が悪く静かにしている人から注意を受けても、話しだすと止まりませんでした。それがステロイドのせいとは言いませんが、彼女の性格でもないと思われ、短期間服用していた時の、自分でコントロール出来ないハイテンションを思い出してしまいます。
そのことに気付いていないにしても(関係無いにしても)「ステロイドなしで生きられない」と言い切る依存性が怖いのです。
自分で決めるしかないことです。
病院で勧めるとか、先生と相談したとか、
それは気休めにしかならず、責任は自分にあるということです。
よく考えて治療を選ぶことをお勧めします。