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薬を摂るということ② 摂り続けること
- image-uni
- 2019年5月14日
- 読了時間: 2分
<ずっと摂り続けていい薬はあるか>
「この薬は妊娠・出産の間も大丈夫です」
マイテラーゼを勧められた時の医師の言葉です。
北海道では、ステロイドしか選択肢が無く、
「妊娠をご希望でしたら治療はありません」
3年後、横浜に引っ越して紹介された病院では、
前述のひと言。そして、
「マイテラーゼでコントロールしながらの出産例は随分あります。問題例はありません」
『地域』による『情報』の差を感じました。
その2年後と8年後にマイテラーゼを服用し続けながら、第2子、第3子を出産。
第3子の時の病院では、
「出来れば、神経内科のある病院に行ってほしい」「マイテラーゼを飲んでいても悪化することもあるが責任はとれない」
というような話を何回か繰り返しました。
神経内科の担当医からの紹介状の提出も求められました。
この時まで、
「東京、神奈川は、情報や事例も多い」「医師は皆それを共有している」と思っていました。
考えてみれば、詳細をしらずに、『大丈夫』のひと言で勝手に安心していたのでした。
『薬飲んでいれば大丈夫』という思考です。
薬について深く考えたのは、そのお産から1年ほど経った頃です。
春になって、子供たちに絵本を読んでいると、
ひっきりなしに鼻水が流れ、一緒に横になって寝かせている時も上を向いているのに鼻水が止まらなくなりました。
病院では、花粉症の患者さんがたくさんいて、
一通りの薬を出されました。点鼻薬などステロイドもあります。
神経内科で同時摂取していいか尋ねた時です。
「全然問題ありません。大丈夫です。ステロイドなら重症筋無力症にも効くかもしれませんね。かえって良いかもしれない」
と、さらっと言われました。
マイテラーゼの副作用として、鼻水や涙が出るというのはどう影響するのか、などの質問には
「大丈夫」「大丈夫」の笑顔でした。
喜べないものを感じました。
「大丈夫」という言葉の中には何もないのかもしれない、と初めて疑いました。
『情報が多い』のではなくて
『本当の情報がない』のだと思いました。
[同じ薬をずっと飲んでいいのか]
[薬が必要か]
それが否定される症例がかなりの数出ない限り
『大丈夫』と言うのだと気が付きました。
しかしながら、症状を改善しないと子供たちの相手もできないので、この疑問を抱えて何年か過ごします。
次回、花粉症の薬をやめる決意と結果を書きます。マイテラーゼはその後もしばらく摂っていました。